投資信託はこの9本から選びなさい―――30代でも定年後でも、積立だけで3000万円!
今回、ご紹介したい書籍は、
『投資信託はこの9本から選びなさい―――30代でも定年後でも、積立だけで3000万円!』です。
「資産形成のために投資信託をしてみよう!!」と思っている、そこの奥さんっ!
投資信託を買う前にこの本をぜひ読んでみましょう。
投資信託の商品は5000本以上あるのをご存知ですか?
「そんなにあるのっ!!」って驚かれる方は多いと思います。
しかし、そのうちの9割はゴミくずのような商品です。
本当に買って良い投資信託は1割にも満たないのです。
ほとんどの人がゴミのような商品を銀行から進められるがままに購入してしまっているという黒歴史から、投資信託に対して悪いイメージをもっている人が多いと思います。
確かに、知識がないまま、適当に投資信託を購入してしまうと、着実に資産形成することはできません。コツコツ普通預金しているほうがましでしょう。
しかし、マイナス金利のこの時代では普通預金や定期預金だけでは絶対に資産が増えることはないのです。
日本人は貯金が好きです。大好きです。
でも、利回りをどうやってより大きくするのかを、これからは考えていかなければならないのではないでしょうか?
利回りを得る方法はいっぱいあります。
株や国債、不動産、確定拠出年金等です。
いろいろな選択肢があるでしょう。
その選択肢のなかの一つとして、投資信託があるのです。
今までの投資信託のイメージは本当にすごく悪かった。
ゴミのような商品しかなかった。
投資信託は銀行やファンドの懐を肥やすための商品でしかなかった。
でも、そんな状況のなか、
本当に投資家の資産形成のためになる投資信託を作ろう
という動きが近年活発になってきたのです。
その動きの先駆けとなったのが、この本の著者の「中野 晴啓」さんです。
この人は、
どの投資信託をどこでどうやって買ったら良いのか?
を教えてくれます。
そんなに難しい本ではなく、誰でも手軽に読めます。
初心者投資家から中級者向けの内容となっています。
この本の内容を一言で言うと
「投資信託を選ぶ際の判断基準」
そして、
間違っても銀行で投資信託を購入しないことっ!!
手数料をふんだくられて損をするだけです。
銀行の営業マンは販売するプロであるだけであって、資産運用のプロではないのです。
本のタイトルでは、「この9本から選べ」となっていますが、そこはあまりこだわらなくて良いと思います。
なぜかというと、
2016年から確定拠出年金で運用されていたDCシリーズの投資信託も一般向けに販売されてきており、どんどん手数料の安くて信頼と実績のある投資信託商品がでてきているからです。
私が毎月購入している投資信託商品は一つもその中に入っていません。
しかし、どれが良い商品で、どれがぼったくりで資産形成に向いていない商品なのかを判断するための知識を身に着けるには、この本1冊で必要十分だと言えます。
あなたの資産形成の選択幅広げ、資産形成の入門書としてもお勧め。
続編の、
『30代でも定年後でもほったらかしで3000万円! 投資信託はこうして買いなさい』
も販売されています。
前著と合わせて読むことをお勧めします。
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